「フッ素って必要？危なくないの？」

口の健康に非常に有効です。
フッ素は土や水に含まれる天然のミネラル成分です。海水や水道水にも入っていますし、食べ物にもからだの中にもフッ素は含まれています。

フッ素の３つの働き

フッ素には３つの働きがあります。

① 酸により歯から溶け出したカルシウムやリンを補うこと（再石灰化）を促進します。

②歯の表面を覆うエナメル質を、酸に溶けにくい性質に変え、虫歯への抵抗力を高めます。

③虫歯を引き起こす細菌の働きを弱め、酸がつくられるのを抑えます。

この３つの働きによりフッ素には虫歯の予防効果があるのです。
低濃度のフッ素を長く口の中にとどめる事が大事なので、歯磨き後のすすぎは少ない水で一回が良いでしょう。

フッ素は子供だけでなく大人にも有効

またフッ素は子供だけでなく、大人にも有効と言われていますので、お父さん、お母さんもお試しください。

定期検診で希望があれば、成人の方でもフッ素塗布できますのでお声がけくださいね。
フッ素の危険性については、「薬も過ぎれば毒となる」ということわざにもあるように、フッ素を大量摂取すれば急性中毒症状を起こしますし、歯が成長する時期に高濃度のフッ素を継続的に飲むと歯の表面に白斑ができたりします。
ただ市販の歯磨き粉に高濃度のフッ素は含まれていませんし、歯科医院のフッ素塗布は歯科医師がきちんと管理していますので安心してください。
当歯科医院でもフッ素塗布は行っていますのでお子様のお口の健康のためにも、ぜひご利用ください。

千葉歯科の記事をご覧いただきありがとうございます。
歯に関わる皆様のお役に立てる様々なトピックをご紹介していきますので、また見てくださいね！

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